当システムでは、銀行等からの借入がある場合、「借入金管理」から入力することで、新規借入や返済の取引の仕訳を自動で計上します。当システムを初めて使う方は、前年の12月末に残高がある借入金はすべて入力が必要です。
借入金とは
借入金とは、銀行などの金融機関や知人などから借りたお金で返済する必要があるものを指します。農機具をローンで購入した場合のローンも借入金です。
借入金は会計上は、貸借対照表(BS)の負債として計上され、返済することで負債が減ります。借入金の元本は負債ですが、事業にかかる借入金の支払利息は経費として計上することができます。
借入金の伝票入力は負債や経費などを区別して入力しなければならないため、仕訳が混乱してしまいがちです。そのため、当システムでは「借入金管理」から借入金を登録することで、面倒な仕訳を自動で計上します。
借入金の新規登録の手順
今年新たに借りた借入金を登録する場合
- 画面の一番下からメニューをタップし、取引関連にある「借入金管理」をタップします


- 登録されている借入金一覧が表示されるので、追加するをタップする

- 今年に借入した場合は、貸し手、借入金額(融資金額)、借入開始日を入力します。
金融機関から発行された「借入金返済明細」等を見ながら入力しましょう。
借入金額には借入金額もしくは融資金額と書かれた金額を入力します。入金金額ではないので注意しましょう。

- 登録するをタップすると自動で下記のような仕訳が計上されます。
(自動仕訳の例)
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
普通預金 | 1,000,000 | 借入金 | 1,000,000 | JAバンクからの借入(自動仕訳) |
5.借入時の手数料や保証料の入力
入金された金額が借入金額(融資金額)と異なる場合は、手数料や保証料などが控除されています。借入金の返済明細に、その内容が記載されています。経費として計上できますので、取引登録から登録しましょう。
銀行の手数料なら「雑費」で計上しましょう。担保の代わりに保証料を支払しているのであれば、今期の分だけ利息割引料として計上し、残りは前払金として振替伝票を計上しましょう。計上の方法については下記で詳しく説明しています。
>関連記事:農家の確定申告 借入金の書き方は?経費になる?
前年以前に借入した借入金を入力する場合
初めてこのアプリを使用する場合には、前年の12月末日に残高があるものも登録が必要です。借入金開始が前年以前を入力すると、前期末残高が表示されますので前年12月末日の借入金残高を入力してください。

貸借対照表の借入金の前期末残高はここからしか入力できません。前年の確定申告で提出した貸借対照表の借入金残高と合っているかご確認ください。
借入金返済の入力手順
- 画面の一番下からメニューをタップし、取引関連にある「借入金管理」をタップします


2.登録済みの借入金が表示されるので、返済を登録する借入金の「返済入力」をタップ

4.支払日・元金返済額・利息支払金額を入力します。

「支払い記録を登録」を登録すると、借入金返済の仕訳が自動的に作成されますので、別で取引登録する必要はありません。
(自動仕訳:元金返済)
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
借入金 | 170,000 | 普通預金 | 170,000 | 日本政策金融公庫への元本返済(自動仕訳) |
(自動仕訳:利息の支払)
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
利子割引料 | 6,913 | 普通預金 | 6,913 | 日本政策金融公庫への利息支払(自動仕訳) |
借入金の詳細から、返済履歴や返済を入力することもできます。


