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農業用井戸の導入に補助金を活用する方法

農業用井戸の導入に補助金を活用する方法

農業をやるとなれば、水稲・畑作・施設園芸などどの栽培方法でも必要となってくるのは「水源の確保」です。通常、川や用水路から水を引き上げたり、井戸を掘って地下水を汲み上げる必要があります。

井戸を掘るには、専門業者に掘ってもらう費用や組み上げるポンプを導入する費用など、何かとお金がかかります。補助金をうまく活用しながら、農業用井戸を導入しましょう。

この記事では、農業用井戸の導入に補助金を活用する方法について、詳しく解説します。

※この記事は2023年11月時点の情報です。補助金の内容等の変更や公募が終了している可能性もあるため、必ず各公募の公式ページをご確認ください。

【農家web補助金データベース】

農家webでは、農業で利用できる補助金情報をまとめたポータルサイト「農家web補助金データベース」を構築、運営しています。

農業用井戸を導入する際に使える補助金はある

農業用井戸を導入する際に使える補助金はあります。都道府県、市区町村が独自に公募する補助金が主なものとなります。下記、主な補助金公募実施機関となります。

  • 市区町村等地方自治体
  • 農業協同組合(JA)等

農業用井戸など施設を整備するために用意されている補助金は多種多様のものがありますので、自治体やJAに相談をしながら、活用できそうな補助金を探すことから始めましょう。

以下に、各実施機関の農業用井戸の導入に活用できそうな補助金をピックアップします。

市区町村等地方自治体が公募する「農業用井戸」導入に活用できそうな補助金

農業用井戸に活用できる補助金は、都道府県や市区町村が公募していることが多いです。災害時に農業用井戸を活用できるといった点でも、各地方自治体が農業用井戸の整備に乗り出しているため、補助金の公募も多い印象です。

和歌山市の「農業用井戸」補助金

和歌山市では、野菜等の生産を拡大するため、和歌山市野菜等産地化事業として、農業用井戸のさく井工事費の助成を行っています。

項目

内容

補助金名

農業用井戸の設置等の費用への支援
(和歌山市野菜等産地化事業推進補助金)

対象者

販売農家又は販売農家になると見込まれる者 等

補助率

補助対象経費の実支出額の総額の2分の1(1,000円未満切り捨て)

補助上限額

50,000円

詳細は農家web補助金データベースにも掲載されています。

農業用井戸の設置等の費用への支援(和歌山市野菜等産地化事業推進補助金) | 農家web補助金データベース

※和歌山市の農業用井戸設置の補助金は好評のようです。水やりのための水源を確保し、市内における野菜・果樹などの生産増が狙いとのこと。

「もうかる農業」推進へ「打ち抜き井戸」 和歌山市の補助制度が好評(1/2ページ)

寝屋川市の「農業用井戸」補助金

寝屋川市では、市内農業用施設(農業用水路、農道、農業用井戸、ため池など)の改修等を支援しています。

項目

内容

補助金名

寝屋川市耕地事業補助金交付(水路等の改修等への支援事業)

対象者

市内にある農業用施設を所有又は管理する地元団体

補助率

対象経費の全額

補助上限額

250,000円

寝屋川市の「農業用井戸」補助金

寝屋川市耕地事業補助金交付(水路等の改修等への支援事業) | 農家web補助金データベース

大阪市の「農業用井戸」補助金

大阪市の生産緑地地区内の農地保全を目的に、安定的に農業用水を確保するために行う農業用井戸の掘り替え・改修の費用を一部を助成します。

項目

内容

補助金名

大阪市水源対策事業補助金

対象者

耕作者、農地所有者、土地改良区、水利組合、農業協同組合とし、
前条に定める補助事業を行う者

補助率

50%

補助上限額

13,000,000円

大阪市の「農業用井戸」補助金

大阪市水源対策事業補助金 | 農家web補助金データベース

国が公募する「農業用井戸」導入に活用できそうな補助金

国が公募する補助金は大規模なものが多く、新設や拡大の際に活用できそうです。下記に主な補助金の例を挙げます。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者自らが作成した持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組や、地道な販路開拓等と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。

小規模事業者持続化補助金の目的

小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人(以下「小規模事業者等」といいます。)が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス制度の導入等)等に対応するため、小規模事業者等が取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。

小規模事業者持続化補助金(一般型)

ただ単に農業用井戸を増設、新設するといった経営計画では難しいかもしれませんが、経営転換などによって導入せざるを得ない場合などに活用できると考えられます。

強い農業づくり総合支援交付金

※令和4年度(2022年度)に「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」から「強い農業づくり総合支援交付金」に変更となりました。

強い農業づくり総合支援交付金は、令和5年3月31日に改正された交付金です。特に生産事業モデル支援タイプは、農業用施設(パイプハウスや灌水装置等)の導入にも活用できるものとなっています。

2023年度強い農業づくりの支援に係る関係通知について:農林水産省

農林水産省の強い農業支援のパッケージは、基本的に農業用機械や施設(ビニールハウス、パイプハウス等)、スマート農業機器に活用できることが多いので注目しておくと良さそうです。

施設整備への支援策:農林水産省

農地利用効率化等支援交付金

農地利用効率化等支援交付金は、下記を目的に農林水産省が公募しています。

【農地利用効率化等支援交付金の目的】

地域が目指すべき将来の集約化に重点を置いた農地利用の姿の実現に向けて、生産の効率化に取り組む等の場合、必要な農業用機械・施設等の導入を支援します。

農地利用効率化等支援交付金(令和5年度):農林水産省

農地利用効率化等支援交付金は、下記3タイプに分かれており、融資主体支援タイプは農業用機械・施設の整備に活用できそうな補助金となっています。

  1. 融資主体支援タイプ
  2. 融資主体支援タイプのうち先進的農業経営確立支援タイプ
  3. 条件不利地域支援タイプ

農業補助金検索なら農家web補助金データベースが便利

農家webでは、農業で利用できる補助金情報を「農家web補助金データベース」にまとめています。「農業用井戸」などで検索することもできます。ぜひ、活用してください。

農家web補助金データベース | 農業補助金・助成金情報の検索ポータルサイト

執筆

農家web金融版編集部

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