入金や支出時にどの勘定科目(品目)を使うべきか悩むことがあるかと思います。
まず初めに、勘定科目は使った費用をわかりやすく区分するためのものです。そのため事業と関係ない支出を経費にしたり、減価償却資産を経費で一括で落としてしまうなどがない限り、科目を間違えても修正申告が必要になったり追徴課税されるなどということはありません。
とはいえ、なるべく適した科目で入力しましょう。基本的には毎年同じ科目で処理をするのが基本です。どの科目に何を入れていいかわからない場合の対処法について説明します。
国税庁のガイドラインを参考にする
まずは、国税庁の農業所得者向けのガイドラインを読みましょう。
農業所得の場合は、一般的な事業と科目が異なりますので、国税庁の「収支内訳書(一般用)の書き方」や「帳簿の書き方 農業所得用」を確認します。
ソフト上からも科目の?マーククリックするかタッチするとその科目の具体例が見れます。


webサイトを参考にする
国税庁以外にもJAや市町村などでも農業者向けに収入や経費の計上方法などについて公開しています。
農家webでも確定申告に役立つ記事を掲載していますのでこちらも参考にしてください。
国税庁に相談する
色々調べたけれどよくわからない場合には、国税庁のタックスアンサーも活用しましょう。
電話相談や予約制で税務署でも相談を受け付けています。確定申告時期は込み合うのでなるべく早めに相談しましょう
農家webでは、ソフトの操作方法等の質問は受け付けておりますが、税務上のアドバイスや個別の相談は税理士法に違反する恐れがあるため行えません。ご質問いただいてもお答えできませんので、ご了承ください。
科目がない場合
かんたん農業確定申告の科目は、国税庁の収支内訳書の科目に合わせて作成しており、科目は増やせません。通信費や交際費、事務用品費など該当する科目がない場合には、「雑費」を使ってください。
